阪神OB・バース氏が熱いエール 岡田監督のもとで日本一に「今年優勝しないと、また50年くらいかかってしまうかも」
「マイナビオールスターゲーム2023・第1戦、全セ1-8全パ」(19日、バンテリンドーム)
野球殿堂入りした元阪神のランディ・バース氏(69)、前DeNA監督のアレックス・ラミレス氏(48)、作曲家の古関裕而氏(故人)の表彰式が19日、球宴の試合前に行われた。阪神・岡田彰布監督(65)から記念の花束を贈呈されたバース氏は「日本一を、岡田監督のもと、ぜひ達成していただければ」と古巣へエールを送った。
かつての盟友から花束を贈られ、バース氏は優しくほほ笑んだ。現役時代にクリーンアップを組んだ岡田監督と記念撮影に納まり「殿堂入りができて非常に誇りに思っています。阪神タイガースでプレーさせていただき、タイガースの方々にも感謝を申し上げたい」と深々と頭を下げた。
古巣の戦いは今も気にかけている。前半戦を首位で折り返したが「打線の方が少し元気がないかな」と現状を把握している。自身も経験した夏のロードに触れ「しっかり踏ん張れるかが重要」とアドバイスを送った。
今季開幕戦で始球式に登場したバース氏は18年ぶりの“アレ”を待望する一人でもある。今季から指揮を執る岡田監督について「非常にスマートな方。素晴らしい監督で経験も豊富」と高く評価し、「今年優勝しないと、また(優勝まで)50年くらいかかってしまうかもしれない。長年待ち望んでいる日本一を、岡田監督のもと、ぜひ達成していただければ」と後押しした。
注目する選手に佐藤輝の名前を挙げ「将来必ずスーパースターになるポテンシャルがある」と太鼓判を押し、眠れる大砲の目覚めに期待。“史上最強の助っ人”は猛虎愛は、日本を去って35年を経た今も健在だった。
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