阪神がサヨナラ負けでGT3連戦初戦落とす 延長十回に加治屋が代打・岸田にサヨナラ被弾

 延長10回、サヨナラ負け喫して厳しい表情の岡田監督(撮影・堀内翔)
 延長10回、代打の岸田にサヨナラ本塁打を浴びた加治屋(撮影・堀内翔)
 延長10回、岸田にサヨナラ本塁打を浴び肩を落とす加治屋蓮(撮影・金田祐二)
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 「巨人2-1阪神」(30日、東京ドーム)

 阪神がサヨナラ負けを喫した。延長十回、加治屋が代打・岸田に右翼へサヨナラ弾を浴びた。

 九回裏は石井がピンチを切り抜けた。先頭のブリンソンに左翼への二塁打を浴びる。続く秋広を阪神ベンチが申告敬遠して無死一、二塁。それでもこの日、27歳の誕生日を迎えた岡本和を空振り三振に斬り、大城卓も二ゴロ併殺打でピンチを切り抜けたが、延長十回に4番手・加治屋がつかまった。

 この試合、先制したのは阪神だった。初回、近本が先頭打者アーチを放った。3-1から5球目。戸郷の147キロを捉えると、打球は左翼スタンドに到達した。

 開始1分の先制弾でリードを奪ったが、四回だ。ここまで好投を続けてきた先発・西純が2死二塁から、大城卓に右越えの適時打を浴びて同点をされた。

 それでも西純は5月14日のDeNA戦以来、先発再転向後初のマウンドで7回3安打1失点の熱投。今季最多の95球、今季最長の7イニングを投げ抜き、気迫の投球で試合を作った。

 一方、巨人先発の・戸郷は8回まで今季自己最多タイの143球を投げ、8安打1失点。首位・阪神との3連戦初戦でエースが踏ん張り、九回はこの日、出場選手登録を抹消された大勢の代役として左腕・中川がマウンドに上がり、打者3人でピシャリと抑えた。

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