阪神・岡田監督は佐藤輝に「おかしくなる可能性あるよ」本塁打後の打席を指摘「大事にいかな」一問一答

 7回無失点で4勝目を挙げた大竹(左端)とタッチを交わす岡田監督(撮影・立川洋一郎)
広島に快勝し、佐藤輝(8)らとタッチを交わす大山(右端)=撮影・高部洋祐
広島に快勝し、ミエセス(右端)らと喜び合う佐藤輝(左端)=撮影・高部洋祐
3枚

 「広島0-5阪神」(5日、マツダスタジアム)

 3連勝で今季最多の貯金5となった阪神・岡田彰布監督は勝って兜の緒を締めた。指摘したのは三回に2ランを放った佐藤輝明内野手の以降の打席。「おかしくなる可能性あるから。もうちょっと大事にいかなあかんわな」と語った。第1次政権では打者の調子の落ち際を指摘していたエピソードもある指揮官。調子を上げてきた若きスラッガーに注意を促した。

 試合後の一問一答は以下の通り。

 -大山が先制弾

 「えっ、なあ。勢いつけたよなあ」

 -ここにきて調子が上がっている。

 「うーん、なあ。なんか打つ雰囲気があるもんなあ」

 -2アウトからの得点はチームに勢いがつく。

 「そうやなあ。ちょっと1、2番があんまりでえへんからなあ。調子悪いけど。なあ、そこからでもチャンス作れるからなあ」

 -4番、5番が打ってくれると。

 「うん、まあ、そら、あのへんは得点源やからなあ」

 -佐藤輝もいよいよ本物というか。

 「いやあ、だから、もうちょっとあとの打席大事に打たなあかんわな。はっきり言って。ああいうのでな、崩れる可能性があるからな。ゲームの中で…。うーん。だからな、あんまりなボール球とか振りだしたら、また、おかしくなる可能性があるから。大事にいかなあかんわな」

 -大山の話に戻ると、調子が悪いときに比べて何が違うか。

 「いやいや、タイミングよ。タイミング、タイミング、タイミングやん。だから、ボール球でもな、見切り方がええよな、やっぱりな。見送り方というかな」

 -昨日は初球で、今日はファーストスイングで2安打。ミスショットが少ない。

 「そうやな、多分、甘いボールを一発で仕留めてるんやろな。厳しいところ来たらそんなに打てへんけどな、そういうときはボール球とか、そういうのだけ気をつけなあかんな」

 -ミエセスはいきなり本塁打。

 「おーん、なあ、最初はちょっと力んでもうて、前でホームラン打つから余計にお前なあ、おーん。練習の時からちょっとお前、なんか(笑)気合入り過ぎやから(笑)あんまり気合いれるな言うたんやけど、おーん」

 -守備でもいいプレーが。

 「おお、なあ」

 -流れを引き寄せるいいプレー。

 「おーん、やっぱり一生懸命するからな、チームにとっては絶対雰囲気的にも良くなるよな、ああいうプレーするとな、おーん」

 -つらいこともあったし、これをきっかけに本人のリズムも上がっていけば。

 「いやいや、不幸はな、そんなん想定外やったけどな、おーん。まあ最初だから交流戦までな、ちょっと日本のピッチャーに慣れてっていうのもあってな、おーん、そないして下でスタートしたんやけど、ちょうどいい機会というかな、そういうタイミングがちょうどあったから、あの1発はやっぱりな、本人もうれしいやろうけど、チームにとってもな、大きい1発よなやっぱりな」

 -大竹も相変わらず。

 「そうやなあ、おーん。まあ初回でもなあ、あそこうまいこといったよな、あそこで1点でも取られとったら嫌な感じやったけど、やっぱ落ち着いてるからな、ランナー出てもな」

 -7回100球手前で代えたのは。

 「いやもうあそこで代えるつもりやったよ、5、6回いって、あと1イニングやなと。打順も回ってくるかもわからんかったからな、あそこまで投げられたら他のピッチャーもブルペンにおるからなあ」

 -4戦4勝だが、ここまでの活躍は想像していたか。

 「いや、してないよ、そんなん。してるわけないやん、ここまでは。ある程度投げると思ったから、だから開幕ローテーションに入れたんやけど、ここまでとはなあ」

 -4勝は単独トップ。

 「まだまだ勝つんちゃうか、これ」

 -チームの貯金は最多5。

 「ああそう。そんな気にしてないよ、なんぼとか。まあ、一つ一つやからな。だからそんなん、今は気にするあれじゃないよ」

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス