甲子園の声援に阪神・大竹「移籍してきた感じがしない」 現役ドラフト加入で2戦2勝

ヒーローインタビューを終え、リリーフカーに乗って場内を一周する阪神・大竹(撮影・高部洋祐)
 岩貞(右)のお立ち台での話に笑顔の大竹(左)と坂本(撮影・中田匡峻)
リリーフカーで笑顔を見せる大竹(撮影・中田匡峻)
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 「阪神6-1広島」(19日、甲子園球場)

 阪神は投打がかみ合う快勝で、広島に連勝を決めた。今季最多タイとなる貯金4とし、この日DeNAが敗れたため、単独首位に立った。

 先発の大竹耕太郎投手は、6回2/3を投げて6安打1失点と、先発としての役割を果たし、今季2勝目を挙げた。現役ドラフトでソフトバンクから移籍した左腕は、すでに雨で2度先発予定が流れるなど、チームメートの“雨柳さん”こと青柳に続く“新雨男”として虎党から認知されはじめている。

 SNSなどで大竹耕太郎をもじった「大雨降太郎」のあだ名を気に入っている本人はこの日のヒーローインタビューで「雨でズレるってことは、そういう…なんでしょう神からのお告げだと思ってやっています」と笑わせた。

 また甲子園の大声援には「なんか移籍してきた感じがしないっていうか。ここがホームグラウンドみたいな気持ちで投げています」とスタンドを沸かせるコメント。バッテリーを組んで2戦2勝となった2学年上の坂本にも「六大学(大竹が早稲田、坂本が明治大)で対戦しているときからいいキャッチャーだなと思って対戦していたので。1イニング1イニング、うちの攻撃中にコミュニケーションを取れるので頼もしい存在です」と感謝した。

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