阪神ドラ3井坪“岡田打法”で打撃進化 動画で研究「ボール捉える技術すごい」

 ウオーミングアップをする井坪。右は茨木
 現役時代の岡田監督
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 「阪神新人合同自主トレ」(9日、鳴尾浜)

 阪神のドラフト3位・井坪陽生外野手(17)=関東第一=が“岡田打法”を研究し、成長の糧にする考えを明かした。

 「ボールを捉える技術だったりとか、そういう面で(すごい)。自分もこれから伸びていく部分だと思うので、参考にできればいいと思います」

 これからプロ仕様の打撃を作り上げていく中で、お手本に定めたのは現役時代の岡田監督の打撃フォーム。動画でイメージをつかみ、打撃進化のヒントを探っているという。指揮官は傘を持つようにリラックスした構えを提唱しており、「自分もなるべく体に力を入れたくない。そういった感覚は似ているかもしれない」と共感。「話は聞いてみたい」と直接指導も心待ちにした。

 この日の午前中には、その指揮官から直々に訓示を受け、「監督さんの言葉を聞いて、より一層やる気が出た」と気合十分。「バッティングもしっかり準備してやってきたので、そこを見てもらいたい」と打撃でのアピールを決意した。

 「鍛えられるところは全部、一流のレベルに上げていかないといけない」。指揮官から貪欲に技術を吸収し、強打の外野手へと成長を遂げる。

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