阪神2軍キャンプ 今年から沖縄で実戦OK 球場改修中、アピール次第で即日昇格も

今年からファームがキャンプを行う具志川野球場(うるま市提供)
今年からファームがキャンプを行う具志川野球場と関連施設(うるま市提供)
2枚

 阪神が今年から2軍の春季キャンプで使用する沖縄・うるま市の具志川球場で、アマチームとの練習試合を予定していることが5日、分かった。同球場は“プロ仕様”への改修が進められているが、関係者によると、対戦相手はプロ球団ではなく、地元の社会人チームを中心に選定が進められているという。

 猛虎のチーム力底上げへ、2軍もキャンプ中に実戦を重ねることになった。数年をかけた長期計画で同球場は改修中で、まずは阪神園芸が手がけたブルペン4レーンを新設。ラバーフェンスも新調された。来年以降もスタンドなどに手が加えられる予定だが、首脳陣は今年2月の時点でも他チームとの試合開催が可能と判断。選手にとっては絶好の腕試しとなり、アピールのチャンスが広がる。

 2軍春季キャンプ地が高知県安芸市を離れて、1軍と同じ沖縄に移ったことはメリット満載だ。具志川は1軍がキャンプを張る宜野座から、車で30分程度の距離。岡田監督が自ら2軍の調整具合を現認し、期待の原石を見いだすことも可能になる。2軍練習試合で目覚ましい活躍を見せた若手が、“即日昇格”で1軍に合流するケースも考えられる。

 1軍2軍が初めてそろって鍛錬を積む、2月の沖縄。兄貴分に負けじと虎弟も実戦を通じてスキルアップし、悲願達成への戦力となる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス