阪神・板山“岡田打法”染みこませる 亜大の先輩・松田と「同じ舞台で戦いたい」

 阪神・板山祐太郎外野手(28)が24日、鳴尾浜を訪れ、亜大の先輩でソフトバンクから巨人に移籍した松田宣浩内野手(39)とともに、球界を盛り上げていくことを誓った。

 17日に大分県津久見市で行われた亜大OBによる野球教室に参加し、松田と交流。宿敵の一員となった先輩から「亜細亜大学出身のOBで野球界を盛り上げていこう」とエールをもらった。「同じ舞台で戦いたいと強く思いました」と板山。来季は1軍の主力として、先輩とともに活躍することを決意した。

 現在は秋季キャンプで岡田監督から教わった、傘を持つようにバットを立てて構えるフォームを習得中。「僕がプロに入ったときに、(当時の)金本監督はずっと(素振りが基本と)言っていた。自分の中で大事にしている」とキャンプ後からここまでの約1カ月は一切ボールを打たず、素振りのみを1日約1時間実施。振り込みに徹し、新フォームを体に染みこませている。

 インパクト時にボールを確実に捉える打撃を理想に掲げる。「勝手に(長打が)増えたらいい」と、単打だった打球を長打性の打球へと進化させていく。

 年明けには4年連続で広島・秋山との合同自主トレに参加する。「どう思うか聞いてみたい」とフォーム改良について秋山の見解を求める予定だ。「1年間1軍にいないとプロ野球選手じゃないと思う。そこを一番の目標に、春のキャンプインからアピールしたい」。試行錯誤の冬を過ごし、飛躍につなげる。

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