阪神・平田2軍監督 岡田新監督との“再タッグ”心待ち 新ヘッド内定、若虎情報も伝達済み

 前回監督時代に共闘した岡田監督(左)と平田ヘッド=05年
 練習中、笑顔を見せる平田2軍監督(撮影・高部洋祐)
 8回終了後、厳しい表情で選手交代を告げる平田2軍監督(撮影・高部洋祐)
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 岡田新政権でヘッドコーチに内定している阪神・平田勝男2軍監督(63)が15日、岡田彰布新監督(64)との“再タッグ”を心待ちにした。

 「岡田監督とは久しぶりに一緒に野球をやれる。矢野監督が積み重ねたものプラス岡田監督の方針、野球観を把握して、しっかりサポートしていきたい」

 現役時代は二遊間を組み1985年に日本一を達成。第1次岡田政権の04年~06年はヘッドコーチを務め、05年は共に優勝の喜びを分かち合った。今回も新監督の右腕として支える覚悟だ。

 岡田新監督とはすでに連絡を交わし、若虎たちの情報を伝達しているという。「秋季練習、秋季キャンプでいろんな適性だとか、ネット裏から見られてこうした方がいいんじゃないかとかいろんな案を持っておられると思う。そこはやっぱり直接、見てもらってというところで」と方針を明かした。

 この日、矢野監督が退任会見を行った。前日は「4年間お疲れさまでした」と連絡したことを明かし「一緒にチーム作りをしていただいて本当に感謝しています」と返信があったという。「ファームの監督を『やってください』と矢野監督が推してくれたので」としみじみと振り返った平田2軍監督。来季は岡田新監督を支える参謀役として、チームのために尽力する。

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