高木豊氏が断言した現役ドラフトで化ける選手「覚醒どころかちっちゃくなった」阪神未完の大器「ロッテは振れる」

 野球評論家の高木豊氏が15日、自身のYouTubeチャンネルに新規投稿。今オフの現役ドラフトで移籍した12人の中で、「新天地で化けるのはこの選手!」として阪神からロッテへ移った井上広大外野手の名前を挙げた。

 井上は履正社高から19年ドラフト2位で阪神入り。昨季はプロ1号を含む3本塁打を放ったが、期待された今季は出場1試合、3打数無安打に終わった。通算45試合、打率・189、3本塁打だった。

 例年、未完の大器として期待されながらも結果を残せなかった要因として、高木氏は「いま、阪神だったら出る場所がないし、勝ちにいかないといけないチームだから打てなかったら代えられる」と分析した上で、「覚醒どころかちっちゃくなっていた。持ち味がパワーだけどスイングがいつのまにか小さくなってしまった。当てに行ってて、もっと振りなさいよと。結果がほしくて自分を見失った時期もあったよね」と評する。

 「でもロッテはバットを振れる。(ルーキーの)西川にしろみんなバンバン振ってる。その環境で『こんな振ってもいいんだ』という中で、確率のいい選手が出てくる」とロッテの環境面を指摘。パ・リーグにはパワーピッチャーが多く、強いスイングが活躍するために必要不可欠だ。

 「だから環境に慣れれば化けると思う」と高木氏。「150打席はみてほしい」と語った上で、「ロッテは外野手がいっぱいいてポジションがない。だから内野もできるようにならないと。ファーストという形になるんだろうけど」と指摘する。

 入団時から井上のパワーを認めていた高木氏。「覚醒してほしいよね」とエールを送っていた

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