阪神・矢野監督一問一答 近本も離脱の打線に「そら苦しいよ」「やりくりも大変だし」
「DeNA3-0阪神」(10日、横浜スタジアム)
阪神が今季19度目の完封負けで2連敗を喫し、3位に転落した。先発・伊藤将は8回3失点(自責0)と力投したが、近本、大山、中野を欠く打線が5安打無得点で援護できなかった。試合後の矢野監督は打線について「そら苦しいよ。1番、3番。5番がいないんだから。そらもう、やりくりも大変だし。試合をやる以上は粘るしかないんで」と苦しい胸中を明かした。以下一問一答。
-伊藤将は立ち上がりから自分のピッチング
「そうやね、まあ、リュウと2人で真っ直ぐで結構押していったのが中盤以降ね。うまく逆に変化球も使えたし、真っ直ぐもインサイドにしっかり投げて。割合的には結果真っ直ぐが多かったので、そういうのが、これだけ戦ってくるといろんなデータも向こうもイメージもあるから、そこを崩していけた要因かなと思う」
-八回の山本の守備は前に出た結果。
「いやー、まあまあ中途半端にちょっとなっちゃったかなって、行くのかやめるのかっていうのがヤスの中でちょっと中途半端になったなっていう感じには思ったけどね」
-打線も近本が離脱する中、苦しいところもある。
「そら苦しいよ。1番、3番、5番がいないんだから、そらもう、やりくりも大変だし。まあまあ試合をやる以上は粘るしかないんで」
-今後も左腕の先発が続くと思うが、陽川が好調。
「まあまあ、そうやね。メンバーも限られているんで、その中で調子のいいやつっていうのが出てきてくれないと。そういう中で陽川はそういう存在になりつつあるんで、やっぱり打つっていうことで、陽川らしさっていうのが出る選手だと思うんで、まあ、そこは自分のためにも、チームのためにも打ってくれたらなと思うけどね」
-佐藤輝も最後何とかしてやろうという気持ちも見えたと思うが、一人にかかる期待も大きい。
「一人にかかるもんじゃないよ。別に、そんな。みんなでやるんだから。輝は輝のやることをやればいいし、別に輝がそんな重荷を背負うような、まだ立ち位置じゃないでしょう。そんなふうにはオレは全然思っていないんで」