阪神・大山 交流戦キング弾 単独トップ6発目で5連勝 ついに5位DeNAに1差

 「阪神8-3日本ハム」(5日、甲子園球場)

 阪神が6月負けなしで今季2度目の5連勝!立役者となったのが大山悠輔内野手(27)だ。三回に左翼席へ13号3ラン。内角球をうまく腕を畳んでスタンドインさせ、敵将の新庄ビッグボスも思わず拍手。3日の1試合3発に続く本塁打で、交流戦では単独トップとなる6本目。チームも5位・DeNAに1ゲーム差まで迫り、最下位脱出は目前だ。

 6月男がまた打った。前々日の1試合3発、前日の先制打と猛打賞に続き、価値ある一発でチームを6月全勝の5連勝に導いた。4万2000人超の大観衆の中、3日連続で打のヒーローになった大山は「お立ち台に立てているということは、まず勝っていることなので、すごくいいこと。その中でチームに貢献できたというところでは良かった」と安どの笑みを浮かべた。

 殊勲の一撃は三回だ。2死一、二塁から佐藤輝の右前適時打で1点先制し、なお一、三塁で迎えた第2打席。吉田が投げ込んできた内角への142キロ直球に対応し、完璧に捉えた。打球は高く舞い上がり、左翼ポール際の中段席にたたき込む13号3ランとなった。

 「目の前でテル(佐藤輝)がつないでくれたので続こうと。将司(伊藤将)のためにも1点でも多くと思って打席に入った。最高の結果になって良かった」。初回2死一、二塁の先制機ではフォークで空振り三振に倒れており、きっちりと雪辱の一発を見舞った。

 確かな感触に打球の行方を追いながらゆっくりと走り出す背番号3。三塁ベンチの新庄ビッグボスからは拍手が送られた。「うまく打ちましたけどね。大山君も。絶好調の。インコースを腕を畳んでバットに乗せてクルッと回って。結果論でしたけど、相手のバッターの方がレベルが上だったということで」と敵将を脱帽させた。

 6月5試合で5本塁打。交流戦12試合で6本塁打は単独トップに躍り出て、13打点は3位、打率・366も4位につける。好調の要因は備えにある。映像やスコアラーから提供されるデータで予習し、投手攻略のイメージを描く。また新井打撃コーチと打撃練習に入るルーティンも大切にしている。「そういう積み重ねが今のいい状態、結果につながっている」と明かす。

 チームは交流戦単独2位で、セ・リーグでも5位のDeNAと1ゲーム差まで迫った。「一日一日いい準備ができていますし、チームの雰囲気がすごくいいので、このまま続けていけるように頑張ります」。頼もしい主砲のバットがチームをどんどん押し上げていく。

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