矢野阪神 無残の泥沼借金11 指揮官“無の境地”打開策示せず

 「阪神0-1広島」(10日、甲子園球場)

 もう見飽きたわ…。阪神は初回無死一塁の好機を併殺打でつぶし、1点を追う九回1死三塁の同点、逆転機では、佐藤輝、大山の主軸が連続三振。無残に並んだ9つのゼロ。早くも今季3度目の完封負けで、引き分けを挟んで3連敗。借金11。誰に、何に期待すればええんや。

 1点を追う九回1死三塁。同点、そしてサヨナラ勝ちを期待する虎党がメガホンを打ち鳴らす。広島の守護神・栗林から作った貴重な得点機で、打席には4番・佐藤輝。好天に恵まれた週末のデーゲーム。2日連続の大入りとなった聖地のスタンドから、チャンスマーチが響き渡った。

 だが…。佐藤輝はホームベース前でワンバウンドするフォークに手を出して空振り三振。続く大山もフルカウントまで粘りながら、最後は5球続いたフォークに我慢できず、バットが空を切った。早くも今季3度目となる完封負けで借金は11に。直前の盛り上がりから一転、場内は何ともやるせない空気に支配された。

 必死に前を向き、試合後の取材に対応した矢野監督だが、その表情は“無”に近い。「すごい厳しいボールとか、全然打てないというような感じには見えなかったんで…」と八回途中無失点に抑えられた遠藤を評し、「仕留められなかったということがチームとしては課題」と言葉をつないだ。

 これでも勝てないのか-。そんな試合展開だった。今季唯一の勝利が西勇の完封勝ちだったように、打線が活発とは言えない今の阪神にとって、先発投手の頑張りが鍵。この日のガンケルは7回87球1失点と奮闘。二回に浴びたマクブルームの一発以外は、ほぼ完璧な内容だった。

 それでも打線が援護できずに無得点。「個々の調子を上げてくれと言うだけではダメだと思うので…。声を出すとか、応援するとか、アドバイスを送るとか、いろんなことがあると思うけど、そういうのを探してやっていくしかないんかなと思う」。あまりの惨状に、指揮官も具体的な打開策を示すことができない。

 12日からの中日戦では大野雄、柳の二枚看板が登板予定。打線を大幅に組み替えるなど何かを劇的に変えなければ、このドロ沼から抜け出すのは容易ではない。

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