阪神・糸原は“こと起こし請負人” 5番起用の狙いを井上ヘッド明かす

 阪神・井上一樹ヘッドコーチ(50)が21日、糸原を5番で起用する狙いを明かした。長打で走者をかえす、一般的な5番打者のイメージとは異なるが、ヘッドは糸原のしぶとさ、泥くさいプレースタイルを信頼。例に挙げたのは1死三塁の好機。三振や小飛球が許されない場面でも「5番・糸原」なら内野ゴロ、犠飛で得点を計算できるというわけだ。

 「これを俺らは“こと起こし”って言うんだけど、健斗(糸原)が一番確率が高いという意味で“こと起こし請負人”みたいな。そういう意味の期待を込めて5番に置いている」

 糸原はオープン戦で主に2番を打ったが、“開幕オーダー”で臨んだ20日・オリックス戦では5番に座った。昨季も同打順で29試合に出場し、打率・305をマーク。状況に応じた打撃は定評があり5番でも不安はない。

 今年は4番・佐藤輝の後ろがポイントとも言われる。昨年の3、4月は打率・348の高打率をマーク。虎の“春男”が今年はポイントゲッターとして、開幕ダッシュに導く。

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