開幕ローテ候補の阪神・小川が6回2失点 2試合続けて先発適性示す

 先発し力投する小川(撮影・田中太一)
力投する阪神先発の阪神・小川一平=京セラドーム(撮影・飯室逸平)
力投する阪神先発の阪神・小川一平=京セラドーム(撮影・飯室逸平)
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 「オープン戦、阪神-オリックス」(19日、京セラドーム大阪)

 開幕ローテ候補の阪神・小川が先発し、6回7安打2失点でマウンドを降りた。右腕は13日の巨人戦(甲子園)で4回無失点と好投。2試合続けて先発適性を示した。

 初回に連打と犠飛で先制点を献上するも、そこから立ち直って試合を作った。ストライク先行の投球でリズムをつかみ、四回まで無失点でイニングを重ねていった。

 3点リードの五回は2死二塁から連続四球で満塁のピンチを招いたが、昨季の本塁打王・杉本から三振を奪って窮地を脱した。六回、先頭の宗にソロを浴び、続く紅林に中前打で出塁を許した。だが、後藤を空振り三振、紅林の二盗を坂本が阻止し、この日2度目の三振ゲッツーで最少失点にとどめた。

 開幕投手に内定していた青柳が新型コロナウイルス陽性判定を受け、ガンケルも腰の張りで調整が遅れる中、昨季までの2年間はリリーフだった小川にローテ入りのチャンスが巡ってきた。右腕は14日に「もしかしたら(ローテに)入れるかもしれない立場。入って投げたいという気持ちになっています」と意欲を示していたが、アピールに成功した。

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