阪神 開幕投手候補の伊藤将 3回2安打無失点と抜群の仕上がり

楽天戦に先発し力投する伊藤将(撮影・西岡正)
1回、楽天・山崎を二塁ゴロに打ち取る伊藤将(撮影・田中太一)
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 「練習試合、阪神-楽天」(12日、宜野座村野球場)

 今年初の対外試合先発マウンドに上がった阪神・伊藤将司投手(25)が予定の3イニングを投げて2安打無失点と力投。開幕投手候補の2年目左腕が順調な仕上がりを見せた。

 試合前には「右と左の内角をしっかり投げきれるように意識してやりたいなと思います」とテーマを掲げていた伊藤将。初回は先頭打者の山崎をいきなり内角高めの直球で一ゴロに抑えた。横浜高の同級生で2番・渡辺佳には右前打を許したが後続の小郷、和田恋をピシャリ。上々の立ち上がりを見せた。

 二回は三者凡退。三回は2球で2アウトとした後、山崎に三塁内野安打を打たれたが、左腕は冷静に次打者・渡辺佳を遊直に打ち取り、本塁を踏ませることはなかった。

 球数も32球と少なく、テンポ良く投げ進めた伊藤将。その中でもカーブやフォーク、ツーシームなど持ち球を多く打者相手に投げられたのは収穫に違いない。

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