阪神・高橋遥人 リハビリ&自炊に奮闘中 ネットスロー10球、豚丼は「味しなかった」

 昨年11月に左肘のクリーニング手術を受けた阪神・高橋遥人投手(26)が19日、鳴尾浜の室内練習場で約10球ネットスローを行った。地元・静岡に帰省した年末年始で一度リハビリのペースは落ちたが、一歩ずつ慎重に状態を見極めながら復帰への道を歩んでいく。

 10日ほど前にネットに向かってボールを投げた時は「あんまり良くなかった」と若干の不安を感じたが、この日は「今、どんくらいかなという感じの確かめだったので。思ったよりも良かった」と手応えがあった。今後、患部に問題がなければ球数を増やしていく。

 矢野監督は高橋の2軍キャンプスタートを明言。まず当面の目標は本格的なキャッチボール再開となる。左腕は「キャンプではある程度のところまで投げられればいいって感じで」とリハビリの見通しを明かした。焦らず、年間通して戦えるコンディションを作る。

 昨年末から一人暮らしを始め、現在は自炊に悪戦苦闘中。「この前、初めて豚丼みたいなのを作ったんですけど、味がしなかったです。あんまり」。まだ手探り状態だが、栄養面も意識しながらフライパンを握る。全ては1軍で「たくさん投げるため」。昨年2戦連続完封勝利をやってのけたエース候補は、少しずつ前進している。

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