元阪神・鈴木翔太氏 プロゴルファー転身は「やりたい中の1つ」も、今後は未定

 5回1イニングに登板し無失点に抑えた元阪神・鈴木翔太(撮影・佐々木彰尚)
 8回、元阪神・藤谷洸介は中飛に倒れ、無念の表情(撮影・佐々木彰尚)
 5回、右中間に適時打を放ち二塁に滑り込む元ヤクルト・上田剛史(撮影・佐々木彰尚)
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 20年シーズン、21年シーズンで引退するプロ野球選手のセレモニーを兼ねた特別試合「PERSOL THE LAST GAME」が8日、メットライフドームで行われ、昨年、阪神から戦力外通告を受けた鈴木翔太氏(26)など、17人が参加した。

 鈴木氏は内外野を守り、投手では1回無失点、打者では4番で3打数3安打2四球と全打席出塁。「けがをして手術してから3年間1軍で投げていないので、お客さんが入る中で投げることはなかった。最後こういう舞台を用意してくださった方々に感謝の気持ちでいっぱい」と感謝を語った。

 今後については「まだ何も決めていない。もう少しゆっくりしながらやりたいことを考えようかな」と鈴木氏。6日に電話出演したラジオ番組ではプロゴルファー転身に意欲を示していたが、「自分のやりたい中の一つではある。でも、その話もそこまで詰めていないので、今後考えながら決めていけたら」と話すにとどめた。

 「PERSOL THE LAST GAME」は今回が初開催で、引退試合やセレモニーがかなわなかった選手らが最後の勇姿を見せる場所として実施。17人の元プロ野球選手らが現在の居住地で東西に分かれて9回までの試合が行われ、8-8の引き分けだった。

2023-11-05
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