阪神・糸井 2年間で3億超ダウン 1億円減の8500万で更改「来年も勝負できる」
阪神の糸井嘉男外野手(40)が10日、兵庫・西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2年連続で減額制限(1億円超は40%)を超える1億円ダウンの8500万円+出来高でサインした。(金額は推定)
昨季は4億円から2億1500万円ダウン。2年連続で50%以上となる大幅ダウンとなり、1億円を下回るのは、年俸6000万円だった2010年以来。来年7月に41歳を迎える超人は、優勝への強い思いを語った。
会見を終えた糸井は「素直に、ありがとう!はい!いやもうね、来年もやらせてもらえるし、また勝負できるということなんで、素直にありがとうございますです!」と率直な思いを口にした。
チーム最年長となったプロ18年目の今季は77試合に出場。打率・208、3本塁打、18打点にとどまったが、勝負どころでの活躍が際立った。「代打という出場が多かったですけど、いろいろ勉強になりましたし。野球の奥深さというか、一人一人役割というのも大事で、最初に出てる選手じゃなしに、後から大事な場面で試合を決められたりするんで、勉強になりましたし、難しさも感じた」と振り返った。
来季へ向けての意気込みを問われると、「今年手が届きそうなところで届かなかった、まず優勝。それを絶対にこのチームで成し遂げたいなと。それが1番の目標」と17年ぶりのリーグ優勝奪回へ闘志を燃やした。