阪神・矢野監督 決勝打の大山に「あそこで見逃すようじゃ、俺らの野球じゃない」

 お立ち台で笑顔を見せる伊藤将(左)と大山(撮影・北村雅宏)
 6回、バットを折りながらも勝ち越し適時打を放つ大山(撮影・北村雅宏)
 4回、併殺に倒れた大山(手前)を見る矢野監督(撮影・田中太一)
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 「阪神2-1中日」(1日、甲子園球場)

 阪神は悩める主砲・大山の決勝打で連敗を4で止めた。

 初回2死満塁で平凡な投ゴロ。四回1死一塁では併殺打と最悪の結果に終わっていた大山。1点を同点に追いついた六回2死一、三塁、3ボールからバットを折りながらも右前に勝ち越し適時打を放った。

 矢野監督は「『振れ振れ』と思いましたけどね。あそこで見逃すようじゃね、俺らの野球じゃないし。ある意味、当たり前かなと思ってるけど」と話した。

 後半戦もなかなか結果が出ない状況ではあるが「何がきっかけになるかなんて、後から振り返らなきゃわからへんから。毎日、何かきっかけをつかもうと、あいつも必死にやっているし。今は苦しいけど、そんなんは現役生活をやっていく上で何回も何回もあるんでね。そういうことを自分の中で糧に成長していけるように」と今後に期待した。

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