外国人クリーンアップの阪神 黒星も2位浮上 矢野監督 マルテに「力見せてくれた」

 5回、マルテは右中間に走者一掃の適時二塁打を放つ(撮影・山口登)
 5回、マルテは走者一掃の適時二塁打を放ち二塁上で吠える(撮影・山口登)
 5回、適時二塁打を放ったマルテ(右)はナインに迎えられる(撮影・山口登)
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 「阪神5-8中日」(31日、甲子園球場)

 阪神は球団史上初めて助っ人野手3人でクリーンアップの打線を組んだが、今季初の4連敗で、7月から2カ月連続の月間負け越しとなった。

 5点を追う五回だ。梅野の適時打で28日・広島戦の八回以来となる15イニングぶりに得点すると近本の適時打で3点差に。なおも1死満塁でこの日1軍昇格となったマルテが走者一掃の同点適時二塁打で一挙5点を奪い同点とした。

 矢野監督は「まあまあ、マルテは選球眼も良いし、勝負強いというところでは今日もその力も見せてくれたし」と1軍昇格の決断が実を結んだ。

 しかし、その後の好機でサンズ、ロハスが凡退し勝ち越せなかった。

 「ジェリーとロハスというところがもちろん打って欲しいと思って使っているんだけど。ロハスもその前にしっかり守らんとね。あれはちょっと」

 矢野監督が指摘したロハスの拙守が、直接失点につながった。七回には及川が3点を失い4連敗となった。指揮官は「打ったというか。流れでいかなあかんし。及川のところも2死までいっているからね。バッテリーが策が欲しいなと思う」という。

 首位・巨人と2位・ヤクルトが直接対決でヤクルトが敗れたため敗戦も勝率で2位に浮上。7、8月は2カ月連続で負け越しとなった。悪い流れは断ち切れていないが、2位から9月戦線で浮上を目指す。

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