阪神・青柳 五輪でも雨柳さん?救援起用なら「先発の人のせいに」とジョーク

 ウォーミングアップをする青柳(撮影・田中太一)
 東京五輪野球日本代表内定選手発表会見で青柳の選出を発表する侍ジャパン・稲葉監督(撮影・西岡正)
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 阪神の青柳晃洋投手(27)と岩崎優投手(29)が7月23日に開幕する東京五輪の男子野球日本代表「侍JAPAN」の内定選手に選出された。

 青柳は日本代表に初選出。今季は10試合に先発し、5勝2敗で防御率2・17はリーグ2位の成績だ。変則右腕として、日本代表でもフル回転に期待がかかる。

 右腕は「驚いている」と正直な気持ちを吐露。「日本を代表して出る選手なので、誇りを持って頑張りたい」と胸を張った。

 稲葉監督は会見で「ゴロを打たせる投手」として期待。青柳も「僕が選ばれるのはそういうポジションだと思っていた」と役割を理解している。「場面問わずいけるように、ランナーありでもなしでも、頭からでも先発でも何でもいける準備はできている」と強い覚悟を示した。

 登板日に雨が多いことから、「雨柳(あめやぎ)さん」と呼ばれている。東京五輪も屋外球場での開催となるが、「僕、先発じゃないかもしれないんで、関係ないかなと思います。雨降っても、その先発の人のせいにします」と笑った。

 東京五輪開催まではシーズンが続く。先発の柱として、活躍する右腕は「阪神は阪神の試合。少しでも長いイニング、1勝でも多く貢献できるように頑張りたい」と気を引き締めた。

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