阪神ドラ2伊藤将 リベンGや!20日巨人3戦目へ 西勇、青柳盤石ローテで突き放す

 笑顔を見せる伊藤将(代表撮影)
 岩田稔(右)と話す伊藤将(代表撮影)
 キャッチボールをして調整する伊藤将(代表撮影)
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 リーグ戦が再開する18日からの巨人戦(甲子園)に、阪神がエース・西勇から始まる“G倒ローテ”を組んだことが15日、分かった。安定感抜群の青柳、ドラフト2・伊藤将(JR東日本)を投入し、宿敵を突き放す。

 西勇は7戦続けて勝ち星がついていないが、「もちろん頭は勇輝で」と矢野監督の信頼は揺るがない。「どんな調子や状態でも、何とかできるのがいいところ。またカード頭にいく形で引っ張っていってもらえたら」と期待する。今季2戦2勝の巨人を相手に波に乗りたいところだ。

 2戦目は青柳が濃厚。交流戦ではソフトバンク、楽天とパ・リーグ上位チームを相手に、いずれも8回を投げて勝利投手となった。目下、抜群の安定感を誇る右腕が自身4連勝を狙う。

 そして伊藤将が3戦目に登板予定。4月7日の伝統の一戦でプロ初勝利を挙げ、12日の楽天戦では田中将に投げ勝ち、4勝目を手にした。5月15日の対戦ではスモークに逆転弾を浴びて敗戦投手になったが「勝負どころで粘ることができなかったので、得点圏にランナーがいれば低めにより丁寧に投げることを意識したい」。この日は鳴尾浜で調整し、リベンジの炎を燃やす。

 現在7ゲーム差。直接対決で差を詰めようと必死に向かってくる宿敵を、盤石の先発陣で返り討ちにしてみせる。

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