「楽天－阪神」（１３日、楽天生命パーク宮城）

　逆転されても、すぐに取り返す。１点を追う五回２死一塁。阪神・近本光司外野手（２６）が逆転の５号２ランを放ち、再び優位に立った。

　相手の失投を逃さなかった。カウント１－１から高めに浮いた１４３キロ直球をフルスイング。手応え十分の一撃は、角度良く上がりそのまま黄色に染まる右翼席へと突き刺さった。

　ハーラートップの７勝を挙げている楽天・先発のドラフト１位・早川（早大）を打ちあぐんでいたが、価値ある一発が飛び出し、好投を続けるガンケルへの援護点を与えた。