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阪神ドラ2伊藤将がプロ初星!7回1失点 チーム9年ぶり開幕G連倒!今季初の4連勝

 巨人戦でプロ初勝利を挙げた伊藤将(右)をねぎらう矢野監督
 力投する先発の伊藤将
 2回、北村を空振り三振に仕留める伊藤将
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 「阪神7-1巨人」(7日、甲子園球場)

 またも新星誕生!阪神ドラフト2位・伊藤将司投手(24)=JR東日本=が、伝統の一戦でプロ初勝利を挙げた。7回6安打1失点。巨人戦初登板初先発でプロ初白星をマークするのは、球団史上初の快挙となった。ルーキーの活躍で、9年ぶりに巨人との開幕1、2戦目に連勝。今季初の4連勝で首位をキープした。3タテを決めて、一気に独走や!!

 初めて味わう甲子園のお立ち台からの景色。「相手に隙を見せないように」とマウンドではめったに表情を崩さない伊藤将が、満面の笑みを浮かべながら「最高です!」とスタンドの虎党に伝えた。

 球団新人が、甲子園の巨人戦で初登板初勝利を挙げるのは94年の藪以来27年ぶり。巨人戦の初登板初勝利が、プロ初勝利となったのは球団史上初。快挙となる勝利を挙げ、G連倒の立役者となった。

 右手を高く掲げる変則フォーム。5つの球種をすべて使いきり、丁寧にコーナーに投げ分ける持ち前の投球術で強力打線を打ち取っていく。ハイライトは入団前から待ち望んでいた同学年・岡本和との対戦だった。

 三回2死一塁は変化球2球で追い込むと、高めの直球で空振りを奪って3球三振。1点を奪われ、なおも2死三塁で迎えた五回の対戦も強気に直球を投げ込み、遊ゴロに仕留めた。7回6安打1失点。初登板で5回2失点だった3月31日・広島戦に続いてゲームを作り、「粘り強い投球ができたのがよかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 悔しさを味わうたびにレベルアップしてきた。横浜高では同級生の浅間、高浜が高卒で日本ハム入り。「何とも言えない気持ちでした」。自ら進学を決めていたとはいえ、先に夢を実現させた仲間の晴れ姿を複雑な思いで見つめた。大学4年時はドラフトで指名漏れ。夢はかなわなかった。

 それでも国際武道大で「どんどん右手を高く上げるようになっていった」と改良を重ねて、球の出どころが見えづらい投球フォームを完成させた。JR東日本では投球術や先発投手としてのペース配分を身につけて“勝てる投手”へと進化。満を持してプロ入りし、即戦力の評判にたがわぬ働きを見せている。

 父・正宏さんは父親の死によって、プロゴルファーの夢をあきらめて家業を継いだ。正宏さんの憧れだった尾崎将司から名前を付けられた伊藤将。競技こそ違えど、夢を託された息子は見事にプロスポーツ選手となり、甲子園で躍動した。

 記念のウイニングボールは8日から甲子園歴史館に展示された後、両親に届けられる。大きな大きな初勝利。家族、そして虎党の期待を背負いながら、ルーキー左腕は勝ち星を重ねていく。

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