阪神 王者ソフトバンクに3連勝はならず マルテ、陽川が一発でアピール

 2回、ソフトバンク・甲斐(手前)に満弾を許す阪神・チェン=ペイペイドーム(撮影・田中太一)
 1回、先制ソロを放ち飛び上がって喜ぶ阪神・マルテ(撮影・飯室逸平)
 6回、左越えに2ランを放つ阪神・陽川(撮影・飯室逸平)
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 「オープン戦、ソフトバンク4-3阪神」(7日、ペイペイドーム)

 阪神が競り負け、王者ソフトバンクを相手に3連勝はならなかった。

 オープン戦初先発に臨んだチェンは、3回を投げ8安打4失点。右足に打球が直撃するアクシデントもあるなど、苦しい内容となった。打線はマルテが先制のソロ、陽川が2ランを放つなど存在感を発揮。ただ、反撃はあと一歩届かなかった。

 1点リードの二回、先頭の栗原との勝負。強烈な打球がチェンの右足を襲った。跳ね返った打球は三塁方向を転々とし、三塁・山本がすぐにカバーしたが、内野安打に。その後、無死満塁とピンチを広げ、甲斐に逆転満塁本塁打を被弾した。

 打球が当たった足の状態などが心配されたが、三回は立て直して無失点に抑えて降板。最速は145キロをマークするなど、力強い直球を投げ込むなど、開幕へ向けて徐々に状態を高めている。

 打線は初回、2死走者なしで打席を迎えたマルテが快音を響かせた。相手先発の和田が2ボールから投じた3球目、真ん中付近に甘く入ってきた139キロの直球を強振。打球は低い弾道で左中間席に到達し、先制のソロとなった。

 3点を追う六回には、1死一塁の場面で陽川が反撃の一発。2番手・二保が1ボール2ストライクから投じた5球目、低めの直球をフルスイングした。高々と舞い上がった打球は左翼席へ。1点差に迫る2ラン。力強い打撃をアピールした。

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