阪神・チェンは3回8安打4失点で降板 打球直撃、甲斐に満塁被弾
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「オープン戦、ソフトバンク-阪神」(7日、ペイペイドーム)
オープン戦初先発に臨んだ阪神のチェン・ウェイン投手(35)=前ロッテ=が3回を投げ8安打4失点でマウンドを降りた。右足に打球が直撃するアクシデントもあり、悔しい投球内容に終わった。
1点リードの二回、先頭の栗原との勝負。強烈な打球がチェンの右足を襲った。跳ね返った打球は三塁方向を転々とし、三塁・大山がすぐにカバーしたが、内野安打になった。
その後、無死満塁とピンチを広げ、甲斐に逆転満塁本塁打を許した。状態などが心配されたが、三回は立て直し、無失点で終えた。
最速は145キロをマーク。計70球を投じ、力強い直球も投げ込んでいた。開幕ローテ有力の左腕が、次回登板までに万全の態勢を整えていきたい。