阪神ドラ3佐藤蓮、大山&ドラ1佐藤輝W斬りだ 開幕1軍へ直球で「どんどん攻める」
阪神ドラフト3位・佐藤蓮投手(22)=上武大=が10日、鳴尾浜での新人合同自主トレ後にオンライン取材に応じ、キャンプでの大山&佐藤輝斬りに意欲を見せた。
前日、井上ヘッドコーチがキャンプでの新人の早期実戦投入を示唆。「すごい楽しみ」と話す右腕は、阪神で対戦したい選手として、この日初対面した大山の名前を挙げた。
「4番を去年1年打って、結果もすごい残されているので勝負してみたいです」。昨季28本塁打を放ち、ホームラン王争いを演じた主砲に挑戦状だ。「自分のボールがどれだけ通用するのか気になるので、真っすぐはどんどん攻めて」とイメージも膨らませた。
同期のドラフト1位・佐藤輝との対戦も見据え、「自分の強みは真っすぐとカーブだと思っているので、そこを軸に抑えていきたい」。未来の主砲との対決でも、持ち味を存分に発揮していく。
憧れの投手と“初対面”を果たした。鳴尾浜で自主トレをしていた藤浪の投球を目撃。「ボールの速さ、強さ。この時期からこれだけ投げられるのはすごい」。あいさつはできなかったものの、160キロを目標とする右腕にとって、衝撃の1日となった。
当面の目標は「開幕1軍」。“大砲W斬り”の実現へ向けて、準備を進めていく。