阪神・岩崎、鳥谷以来7年連続昇給 来季も“八回の男”防御率0点台目指す

 阪神の岩崎優投手(29)が17日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1500万増の9500万円でサインした。7年連続の昇給は鳥谷の8年連続以来となった。(金額は推定)

 来季は背番号が67から13となる。数ある番号の中から、あえて投手陣で一番若い番号を選択した左腕は、「チームの優勝と、自分がタイトルを取って、自分としてもチームとしてもいいシーズンになるようにしていきます」。藤川、能見が抜けた投手陣を引っ張っていく決意を示した。

 今季は7月に左肘痛での離脱があったが、セットアッパーとして41試合で5勝2敗17ホールド。防御率1・82で、2年連続で防御率1点台を記録した。

 来季はスアレスの残留が決定的となり、引き続き“八回の男”を任されることが有力だ。「離脱があったので、来年は一年戦えるようにしていきたい」。3年連続の防御率1点台を最低ラインとし、防御率0点台を目指す意気込みも示した。

 この日は、来季から子どもたちに向けた社会貢献活動に取り組むことも、球団から発表された。オリックスへ移籍した能見の活動を引き継ぎ、西宮市および故郷静岡市清水区の児童福祉施設や保育園などに、登板試合数に応じた金額分の玩具を寄贈する。

 「自分の中でやってみたい思いがずっとあった。モチベーションにしながら頑張りたい」。不動の地位を築いた左腕は、今まで以上に多くの期待を背負い、8年目に臨む。

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