阪神・矢野監督がラジオ出演 ドラ1佐藤に関わる白血病球児激励秘話も

 阪神の矢野燿大監督(52)が15日、ABCラジオ「おはようパーソナリティ道上洋三です」に出演。その中でドラフト1位ルーキー・佐藤輝明内野手(21)=近大=との縁を示すエピソードも紹介された。

 アシスタントを務めるアナウンサーのいがらしあみが、佐藤輝の母校である仁川学院野球部員の槙原葵人君が白血病と闘っていることを知った矢野監督がグッズなどをプレゼントし、激励していた秘話を明かすと、矢野監督も「先生にお渡ししました」と呼応。

 槙原君が喜び、大いに励まされたことを伝え聞いた佐藤輝が「これからは自分のためにヒット、ホームランを打ちたいって思って野球をするんじゃないっていうことをすごく感じたらしい」「だからすごく(今回のドラフトは)ご縁があったんだなって」などの話が披露された。

 それを聞いた矢野監督は「へえ、それはありがとうございます」とうれしそうに話し、「みんなまずは自分のためにやるっていうのは僕もそうだったし、いいと思うんですよ。でも(佐藤が)この今の時点でそれを気付けていたらむちゃくちゃ楽しみ」と喜んだ。

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