阪神・平田2軍監督、投手陣にブチ切れ「野球なめとんのか」緊張感ない居残り練習に説教

 「フェニックス・リーグ、日本ハム8-1阪神」(28日、生目の杜第2野球場)

 阪神・平田勝男2軍監督(61)が28日、馬場皐輔投手(25)ら投手陣にカミナリを落とした。1-8で日本ハムに敗戦。2失策と守備が乱れた背景もあり、試合後急きょ投内連係を実施。開始数十分が経過し、投手陣に笑顔が見られるなど緊張感のなさから黙ってられなかった。

 「野球なめとんのか。あのプレーで負けたんやぞ、馬場。何を笑いながらやってるんだよ。真剣にやれ。野球同好会かお前らは」

 先発の馬場は4回6安打5失点。三回には1点を奪われ、なおも2死一、三塁で宮田の一ゴロに、馬場は一塁ベースカバーに入ったが捕球できず2点を奪われるミスを犯した。

 異例の練習後も怒りは止まらない。「1軍で一つのプレーの重みを分からなかったのか」。指揮官は投球内容についても「0点」と厳しく言及。手綱を締められた馬場は「状況判断できるようなことをしっかりできるようにやっていきたいと思います」と気を引き締めていた。

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