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阪神・井上 バックスクリーン弾!「目付け」意識で選球眼UP、出塁率4割目前

 4回、勝ち越しソロを放つ井上
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 「フェニックス・リーグ、阪神3-2楽天」(22日、生目の杜第2野球場)

 阪神・井上広大外野手(19)が22日、「みやざきフェニックス・リーグ」楽天戦(生目第二)でバックスクリーン右へ推定125メートル弾を放った。今リーグ3発目で5試合連続安打、出塁率も4割近くの数字を残すなど、南国で進化を遂げる未来の大砲。西純矢投手(19)はプロ入り後最長となる7回を投げ2失点。小幡竜平内野手(20)も3安打と、若虎たちが成長の足跡を残している。

 軽く振り抜いたように見えたが、中堅方向へ大きな放物線を描いた。推定125メートル弾。本塁打を確信した井上がバットを投げてダイヤモンドを一周する。「追い込まれていたので、なんとかコンタクトをしようと思って振り抜けた」。本人も手応え十分の一撃が、決勝アーチとなった。

 同点の四回。第1打席は見逃し三振に倒れていただけに「なんとしてもやり返す」と決意を秘めて打席に向かった井上。カウント2-2から左腕・王彦程が投じた外角カーブにうまく合わせた。バックスクリーン右に飛び込む勝ち越しソロ。リベンジを達成し、思わず笑みがこぼれた。

 「あの打席はどんどん初球から振ってタイミングを合わせられた。それが良かったかなと思います」

 フェニックス・リーグに入ってから井上が意識していることがある。それはボールの目付けだ。「追い込まれる前と追い込まれてからで目付けの位置を変えたりしている」。具体的なポイントについては「内緒です」と笑って明言を避けたが、結果に結びついてきている。

 打率は・244だが、出塁率で見ると・392。チームトップの9四球を選ぶなど、選球眼の良さも際立つ。1年目のウエスタン・リーグでマークした出塁率は・307。宮崎入りしてからは1割近く数字を上げている。

 目付けを意識するようになったことで「だいぶ(打席で)余裕を持てるようになった。目付けの位置を変えることで、良い方向に進んでいるのかなと思います。前だったら振ってたなというのがあったので…」。打席数を重ねるたびに、自信を深めている。

 この日は本塁打以外は安打が出ず、4打数1本塁打。試合後はフェニックス・リーグの公式インスタライブに西純と出演。今季28本塁打を放った大山の名を挙げ「聞いたことに対して何でも応えてくれる本当にいい先輩。これからもついていきたい」と虎の4番に“弟子入り”を志願だ。

 南国の地では残り6試合。「ここで結果を残して(宜野座キャンプに)呼ばれるように。開幕1軍で1年間戦力になれるように頑張ります」と来季の抱負を語った井上。飛躍につなげるために、確かなきっかけをつかむ。

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