阪神・サンズが同点適時打「悠輔がよく走ってくれた」4戦連続安打

 2回、同点タイムリーを放つサンズ(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-DeNA」(11日、甲子園球場)

 阪神がサンズの適時打で同点とし、相手のミスで勝ち越しに成功した。

 DeNA・佐野の16号ソロで先制された直後の二回。先頭・大山が左中間を破る二塁打で出塁した。

 無死二塁の好機で打席には虎の得点圏男・サンズ。カウント1-1からの3球目だった。外角135キロのカットボールを中前へ。二走・大山が本塁に生還し同点とした。

 「悠輔(大山)がツーベースを打ってくれたから、ホームまで返したいと思っていたよ。いいところに飛んでくれたし、悠輔がよく走ってくれたね」

 サンズはこれで4試合連続安打。7日・広島戦で30打席ぶりの安打を放ってから復調気配が漂っている。

 さらに続くボーアが右前打で勝ち越しの好機を演出。無死一、三塁となり、梅野が放った右翼線への飛球を、オースティンがエラー(記録は犠飛と失策)。三走・サンズが勝ち越しの本塁を踏んだ。

 ただ、その後2死満塁と追加点の好機を作ったが、北條が空振り三振に倒れた。

 相手先発・上茶谷は前回対戦した9月23日に完封負けを喫した因縁の相手。今季は3試合に対戦し、防御率1・64と打ちあぐねている。そんな苦手の右腕から序盤で攻略の糸口をつかみかけている。

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