阪神・飯田とオリックス・小林がトレード 小林「新天地で新しい“いい姿”を」

 阪神・飯田優也投手(29)とオリックス・小林慶祐投手(27)の1対1トレードが成立し、28日、両球団から発表された。

 飯田は12年育成ドラフト3位でソフトバンク入りした先発、中継ぎもこなせる左腕。14年5月に支配下選手登録された。18年8月に松田遼馬とのトレードで阪神入り。阪神では昨年7月27日の巨人戦で3年ぶりの勝ち星を挙げている。通算101試合に登板、4勝6敗、防御率3・61。

 小林は16年ドラフト5位でオリックス入り。長身から投げ下ろす直球が武器の右腕。今季は7試合に登板。6回2/3を3失点だった。通算成績はリリーフとして69試合に登板し、2勝3敗、防御率5・25。

 両投手は球団を通じてコメントを発表した。

 飯田優也「突然のことで本当に驚いています。2年という短い期間でしたが、タイガースファンの皆様の期待に応えることができず、残念だという思いでいっぱいです。環境は変わりますが、これを良い機会だと考え、オリックスで活躍できるように精一杯頑張りますので、引き続き温かいご声援をよろしくお願いします」

 飯田の背番号は39に決まった。

 小林慶祐「突然のことでしたので、ただただ驚いているというのが今の率直な気持ちです。こうして今の僕があるのもバファローズのおかげですし、バファローズファンのみなさんが暖かい声援を送ってくれたことは決して忘れません。だからこそ、みなさんの期待に応えることができなかったことが一番の心残りですし、なによりも悔しいです。ここまで育ててくれたバファローズ、自分を必要としてくれたタイガースへの恩返しは活躍することしかないと思います。ここまで応援してくれた方々のためにも、新天地で新しい“いい姿”を見せられるように頑張ります」

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