文字サイズ

関大・高野 最速147キロ直球&スライダーで三振取れる男 阪神スカウト「面白い」

 今秋のドラフト会議に向け、阪神が注目する候補選手を紹介する「虎が追う」。大学球界トップを争う左腕として注目されているのが、関大・高野脩汰投手(4年・出雲商)だ。最速147キロの直球と、角度のあるスライダーで三振の山を築く本格派。2年春からリーグ戦に登板し、3年秋にはエースとして4季ぶりの優勝に貢献した。大学ラストイヤーとなる今年は“安定して勝てる投手”を目指し、ドラフト上位指名を狙う。

  ◇  ◇

 関西の大学を代表するナンバーワン左腕と言われても、高野に気負いはない。

 「まだ足りないところもありますが、自分の持っているものを出せたら勝負していけると思う。プロへ行くためにも、安定して勝てる投手になりたい」

 ダイナミックな投球フォームから繰り出される最速147キロの直球と、キレのあるスライダーで三振を量産する本格派。フォークや習得中のチェンジアップもあるが、試合で使うことはほとんどなく、わずか2種類の球で相手を抑えられるのが高野の最大の強みだ。

 昨秋のリーグ戦では主に先発として8試合に登板して4勝0敗、防御率1・01の好成績で4季ぶり優勝に貢献した。53回2/3を投げて56三振を奪うなど持ち味を存分に発揮し、MVPを含む3冠に輝いた。

 その後の明治神宮大会では、リーグ戦後半から悩まされた左肘の違和感で思うように投げることはできなかった。それでも「次は先輩たちがいない分、自分が勝たないと日本一にはなれない」と自身に活を入れ、昨年12月後半から全体練習に復帰した。

 久しぶりの実戦登板となった3月24日、社会人のカナフレックスとのオープン戦では、3回を3安打4失点(自責点2)と乱調。だが、視察したスカウト陣に心配する様子はなかった。

 阪神・渡辺スカウトも「いい真っすぐを投げるし、2種類で三振を取れるのは面白い。これからが楽しみな選手」と期待感を口にする。投球に安定感が加われば、上位指名も十分にあり得る素材だ。

 春季リーグ戦の開幕は6月6日以降への延期が決まっているが「まだ練習ができる。良かったと思ってケガしない体づくりをしていきます」と前を向いた高野。憧れの舞台に立つために、さらに磨きをかけていく。

 ◆高野 脩汰(たかの・しゅうた)1998年8月13日生まれ、21歳。島根県出雲市出身。左投げ左打ち。投手。183センチ、73キロ。出雲商では甲子園出場なし。関大では2年春からリーグ戦に登板し、3年秋にMVP、最優秀投手、ベストナインを獲得した。最速147キロで武器はスライダー。現在、チェンジアップを習得中。

関連ニュース

    編集者のオススメ記事

    阪神タイガース最新ニュース

    もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス