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阪神・近本よ、2番でも振れ!岡田彰布氏「考え過ぎない方がいい」打率3割以上を期待

 デイリースポーツ評論家が独自の目線で“推しメン”を紹介する「It’S 勝笑 Time! オレが推す」。今回登場した岡田彰布氏(62)は、今季は2番での起用が有力な近本光司外野手(25)を挙げた。昨季は12球団ワースト538得点に終わった打線のキーマンとして指名。「攻撃型の2番」として、打率3割以上を期待した。

  ◇  ◇

 阪神は昨季、打線が得点力不足に苦しんだ。今季は2番で起用される可能性が高い近本が、課題克服のカギを握っていると感じる。

 キャンプ、オープン戦を見てきて、打撃にはいい意味で変化がない。体は小柄ながらしっかりとバットを振れる持ち味は健在だし、併殺になりづらい俊足もある。バントがない2番として、普通に打たせていけばいいと思っている。

 今春のキャンプ中に対談した時、近本はかなり考えながら野球をしていると感じた。2番は求められる要素が多く、状況に応じて思考を巡らす機会も多いと思う。しかし、近本の場合は考え過ぎない方がいい。

 一般的に小柄で足が速いタイプは、バットに当てにいってボテボテの打球での内野安打が目立つ。だが、近本はしっかりバットを振り切れる。だから、ボールの上っ面を叩いた高いバウンドのゴロが内野安打となる場面も多い。

 併殺も少ない近本なら、走者がいる場面でも持ち味のしっかり振るバッティングをさせた方が、2番として機能する可能性が高いと思う。

 また、相手バッテリーは、状況に応じて打者が打ちづらい配球をしてくる。例えば1死一塁で左打者の場合、攻撃側は引っ張った打球で一、三塁という形にするのが理想。だが、相手はそうさせないように外角中心の配球をしてくる。

 だが、近本は打撃技術もあるだけに、そこまで相手バッテリーとけんかをしなくていい。1死一塁なら三遊間が広がるし、「外角中心の配球ならレフト前でいい」ぐらいの気持ちで、相手を逆手に取った打撃ができるようになれば、相手の脅威になる。

 打撃で課題を挙げるとすれば、打ち急ぐケースがあること。状況を見て、じっくり待っても打てる技術はある。今後は何番を打つにしても選球眼を磨くなどして、打撃の幅を広げて成長していってもらいたい。そのために今年は打率3割以上は打ってもらいたい。

 近本はタイプ的には1番打者だと感じているが、確実性や出塁率などを上げてレベルアップできれば、将来は3番を打てる能力もある。高い意識で2年目に臨んでもらいたい。

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