阪神・中田が2軍再調整へ 4回6失点 矢野監督「前回良くなくて、今回も…」

 3回、ヤクルト打線につかまり6失点した中田(撮影・中田匡峻)
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 「練習試合、ヤクルト6-5阪神」(21日、神宮球場)

 開幕ローテ入りを目指してきたベテラン・中田が2軍で再調整することが決まった。

 ヤクルト戦に先発して、4回7安打6失点。前々回登板の7日・日本ハム戦は3番手で3回3安打3失点。前回登板の14日・オリックス戦は、先発で5回4安打3失点と、3試合連続で結果を残せていなかった。

 矢野監督は2軍で再調整させることを決断。「(ヤクルト戦は)ちょっと味方が足を引っ張った部分もあったけど、打たれ方というか、結果的に取られ方としては反省すべきところがあったと思う。前回も良くなくて、今回も、となったんで一度ファームに行って投げるという形にしようかなと思っている。ただ、また(開幕までに)呼ぶということもあり得る」。通算100勝のベテラン右腕の奮起に期待した。

 中田は21日のヤクルト戦は青木、坂口、山田、エスコバーと主力が欠場したヤクルト打線に捕まった。

 三回は先頭・広岡に左翼席へ先制ソロを被弾。さらに左翼サンズの緩慢な守備や、三塁大山の野選などもあったが、甘く入ったスライダーをことごとく痛打された。この回だけで5安打6失点と乱れた。

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