阪神OP戦セ首位!4連勝締め 矢野監督手応え「後から出る選手も本当に素晴らしい」

 7回、陽川の適時二塁打で生還した大山(3)を迎える矢野監督(左から3人目)、熊谷、小野寺、島田、近本ら
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 「オープン戦、オリックス4-6阪神」(15日、京セラドーム大阪)

 開幕延期がもったいない!?15日にオープン戦全日程が終了し、阪神は12球団3位、セ・リーグ首位でフィニッシュした。しかも4連勝締め、ラストのオリックスとの3連戦はすべて逆転勝ちという締めくくりに、矢野監督も確かな手応えをつかむ。

 「なかなか先が見えないので難しい部分もあるけれど、本当に今、後から出る選手も本当に素晴らしい。そういうところではチームとしてはいい締めくくりというか、競争して全体のレベルが上がって来ているという手応えは感じています」

 ここ数試合は後半から出場した開幕レギュラー、あるいは開幕1軍を目指す選手の活躍が目立った。外国人野手、ベテラン不在となったこの日も躍動。三回はノーヒット、四回はわずか1安打ながら、共に相手のミスにつけ込む積極走塁で得点をもぎ取り、後半の逆転へとつなげた。

 「やっぱりウチのいい部分でもあると思う。一個でも前の塁に進むという気持ちを常に持って、チームでやり切っているんで。シーズンでもずっと大事に続けていきたい」。指揮官も満足そうにうなずいた。

 たかがオープン戦、されどオープン戦。宿敵・巨人が12球団最下位に終わったことも含めて素直に喜んでええんちゃうの!?そんな甘い考えにくぎを刺すかのように、矢野監督は試合後のミーティングで選手に語りかけたという。

 「俺らが目指しているのは“今”じゃない。これからもっと上がっていかなきゃいけない。ここで満足していたら意味がない」

 確かな手応えは残ったが、『日本一』を目指す2年目の矢野阪神にとっては、まだまだ道すがら。この先も、来るべき開幕へ向けて、さらにチーム力を上げていく。

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