阪神・守屋功輝投手（２６）が３０日、沖縄県宜野座村での先乗り自主トレに１日遅れで合流した。キャッチボールやノックを終えるとブルペンへ。左打席に高山が立つ中で３２球を投げ「自主トレでもああいうことはしていたので、そんなに変わりはないです。状態はいい。１回仕上げてきたので、実戦に向けて再度調整していきたいです」と力を込めた。

　キャンプではし烈なサバイバルが待ち受ける。昨季ブルペンを支えたジョンソン、ドリスが抜けた中継ぎに、新外国人のエドワーズとスアレスが加入。同じ右投げの強力ライバル出現にも「周りを気にせず自分のことをしっかりやればいい結果が出ると思う」と自然体で臨むつもりだ。

　昨季は５７試合に登板して２勝２敗７ホールド、防御率３・００。今季は勝利の方程式入りが目標だ。「そこに入れるようになりたいですけど、まずは自分に与えられたところを全力で抑えられるようにしたい」。好投を続け、セットアッパーの座をつかみ取る。