スアレスが阪神入団会見、縦じまに「かっこいい」 本部長は「ブルペンの救世主」期待

投球フォームを披露するスアレス
3枚

 阪神の新外国人、ロベルト・スアレス投手(28)=前ソフトバンク=が29日、兵庫・西宮市内の球団事務所で入団会見を行った。開口一番に「うれしい気持ち。歴史のある球団にオファーをいただけて光栄です」と笑顔で話していた。

 前日、来日した際は黄色のパーカー、スニーカーと身も心も虎色に染まって登場したスアレス。この日の会見では、黒色のスーツに身を包み、会見場に登場した。

 来日初年度の16年にソフトバンクのセットアッパーとして58試合に登板。1セーブ、26ホールドを挙げた実績がある。17年4月にトミー・ジョン手術を受けた後はなかなか結果を出せない日々も続き、昨季限りでホークスを退団することとなった。ただ、阪神は術後の良化傾向を期待し、来日1年目のように“奮投”する姿に期待をしている。

 谷本本部長からは「リリーバーとして考えている。タイガースのブルペンの救世主となってほしい」と大きな期待を込められた。昨年、セットアッパーとして奮闘し、昨季限りで退団したピアース・ジョンソン投手の後釜として期待される立場だ。「前のチームではリリーバーで活躍していた。チームに言われた所で活躍するのが大事」と熱を込めた。

 そして、最後には戦闘着の縦じまのユニホームに身を包み「かっこいいと思いますし、喜びもありますね」と興奮冷めやらぬ様子。「始めまして。私はスアレスです。よろしくお願いします。頑張ります」と流ちょうな日本語も披露した。日本では5年目のシーズン。背番号75を着けた男の戦いが始まろうとしている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス