阪神球団が守屋のDV記事に反論「相当、内容が食い違っています」 聞き取り結果明かす

 妻を殴ってけがを負わせたとして、兵庫県警が傷害容疑で書類送検したことが明らかになった阪神の守屋功輝投手(26)について、谷本修球団本部長が23日、球団事務所で会見を開いた。22日に本人を呼んで事情聴取を行ったことを明かした上で、今週発売された週刊文春の記事内容について、真っ向から反論した。

 今後、球団としても警察、検察に全面協力していく姿勢だが、同本部長は「本人に話を聞く限り、相当、内容が食い違っています。奥さんの日常的な暴力、暴言に悩んでいた。苦しめられていたと、本人の口からありました」と説明。

 捜査関係者によると、容疑は2018年4月26日、自宅で妻(26)の頭を殴り、頭部にけがをさせた疑い。妻が西宮署に被害届を提出していたというが、これについても「手首のところが赤くなっていた写真がありましたが、奥さんが暴力を振るってきた際、必死に止めた時にできた傷であるという証言でございます」と続けた。

 警察の事情聴取でも同様の証言を行い、担当官からも「被害届を出したらどうですか、と言われたくらい」と詳細を明かした。以上の内容を鑑みた上で、球団としては「ファンの皆さんを始め、世間の方をお騒がせしたことに、球団としておわびしないといけない」と謝罪。その上で「話を聞く限り極めて常識的。理解できると判断しましたので、われわれとしてはそちらを信用して、対応していきたい」と姿勢を示した。

 今後についても「キャンプインに向けて、現時点で大きな問題というか、支障はないと考えている」と話した。今後も警察、検査に全面協力をした上で、事件解決を待つ。

2023-11-05
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