糸井「笑点が始まるからはよ帰りや」地元の野球教室でも“糸井節”

糸井嘉男杯で優勝したチームの選手にメダルを贈る阪神・糸井嘉男(右)=宮津市民球場(撮影・山口登)
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 阪神・糸井嘉男外野手(38)が10日、京都府宮津市の宮津市民球場で少年野球の14チームに野球教室を行った。14チームの中には少年時代の糸井が所属していた岩滝少年クラブの選手たちも参加した。「(宮津市民球場に来るのは)高校以来じゃないですか。小中高まではやっていたのでホンマになつかしいですね」と振り返った。

 17年から行われる糸井嘉男杯の表彰式に登場。優勝チームから4位のチームまでにメダルや盾を授与した。10月上旬に「「左足首の関節鏡視下クリーニング術および靱帯(じんたい)補強術」を受けたばかりで、リハビリを続けるが、軽めのジョグやティー打撃などを行い、順調な様子が垣間見えた。

 宮津市民球場には自転車で向かっていたと明かした糸井。そんな思い出の球場で子どもたちの姿を見て「ああいう時があった。夢の一つであったので、まさか小さい頃なれると思ってなかったですけど、目指すものを必死に追いかけていったらなれるんやなと思いました」としみじみと回想していた。

 最後には子どもたちや関係者に対して「笑点が始まるからはよ帰りや」と笑顔で糸井節をにじませて球場を後にしていた。

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