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高橋遥 一発病…3戦連続止まらない 7回4安打2失点も無念の5敗目

 4回、岡本(手前)に逆転2ランを浴びた高橋遥(中央)
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 「巨人2-1阪神」(16日、東京ドーム)

 スタンドはどよめき、驚いた。七回の攻撃は、9番から始まる打順。阪神の高橋遥が打席へと向かう。球数は96。「勝たせてやりたい」-。ベンチの総意だった。7回4安打2失点。四回以外は二塁すら踏ませない圧巻の投球に、スタンドからのエールは鳴りやまなかった。

 悔しくもあり、無念の5敗目となった。まさに一瞬の出来事。1点リードの四回。「一発をなくしたい」。強い思いが、またしても届かない。1死一塁から、岡本に逆転2ランを被弾。右中間席へ消えていった打球をぼう然と見つめていた。

 3試合連続被弾。「一発で逆転されたら、チームの士気が下がる」。試合後は一切の言い訳をしなかった。受け止めた敗戦。そんな左腕をかばったのは、矢野監督だ。「東京ドームでホームランを怖がってたら、バッテリーも投球にならない。あの投球で負けさすわけにはいかない」。向かっていく姿勢、逃げない気持ち。思いの伝わる113球だった。

 「試合を作らないといけない」

 先輩・西から言われている言葉だ。背負うのは、カード頭を投げる重圧と責任感。だからこそ戦い続けた。逆転を許した直後の四回1死一塁。若林の打球が右足を襲ったが、マウンドは譲らなかった。「ここ何試合か試合を壊してしまっていたので。今日は試合を作れたことが良かった」。敗戦の中に見えた光。もう、後ろは振り返らない。

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