矢野監督 前半戦MVPは梅野、近本と藤川らリリーフ陣 前半総括【1】

 試合前、前半戦の総括をする矢野監督(撮影・高部洋祐)
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 阪神・矢野燿大監督が10日、監督就任1年目の前半戦を総括した。超積極的、諦めない-を掲げて臨んだシーズンの前半戦は借金2の2位タイで終了。「どうやって点を取るかが課題」と語った指揮官は前半戦のMVPに、野手では梅野隆太郎捕手と新人の近本光司外野手、投手では藤川球児、ピアース・ジョンソン、ラファエル・ドリスのリリーフ陣を挙げた。

 矢野監督との一問一答は次の通り。

 ◇   ◇

 -前半戦を振り返って、手応えを感じている部分は。

 「チーム全員で戦う姿とか、凡打でも一塁まで走る姿とか、やれることは選手個人個人、チームとしてすごくよくやってくれているな、という手応えはあります」

 -一体感はどこから生まれてきている。

 「勝ちたいという(気持ちで)ね。甲子園も毎試合、ほぼ満員のお客さんが来てくれていますし、喜んでもらいたいというところから、そのような形になっていってくれているのかなと思います」

 -超積極的、諦めない姿勢も掲げている。

 「できた部分とできていない部分と、両方あると思いますけど、どちらかと言うと、できた部分の方が多かった。もっと勝ちを増やしたかったとか、数字のことを言えば、もちろんありますけど、気持ちの部分では選手も攻めて戦ってくれましたし、僕も迷ったら動くというか、いろいろな部分でやってこれたかなと思うので。勝ちにはつながっていないかもしれないですけど、そういう諦めない、超積極的という部分でやれたかなと思います」

 -前半戦で感じた課題は。

 「やっぱり点を取りたいですね。やっぱり点を取ると、盛り上がりにもつながりますし、ピッチャーを助けることになりますしね。チームが勝つ事にもつながるので。どうやって点を取るかというのは、今のチームの課題にもなっていますし。あとは、やっぱりミスがね。出ること自体は僕は仕方がない部分はあると思うんですけど。それをどう捉えて、どうしていくかというところで、準備のミスは改善していけると思うので。後半戦は改善していきたいと思います」

 -前半戦で野手、投手のMVPを挙げるなら。

 「うーん、難しいですけどね。野手では近本と梅野が、よく引っ張ってくれたというのはあったと思います。ピッチャーはだいたいみんな頑張ってくれているんですけど、中継ぎ以降のピッチャーもそうですし、球児もね。一回、登録抹消はありましたけど、戻って来てからはずっと、どんな場面でもいってくれていますし、ジョンソン、ドリスは安定した投球をしてくれているんで。そのあたりですかね」

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