ドリス無死三塁踏ん張りドロー…先発メッセは快投も、九回2死で同点許す

ソフトバンクと引き分け、タッチを交わす阪神ナイン=ヤフオクドーム(撮影・高部洋祐)
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 「交流戦、ソフトバンク2-2阪神」(11日、ヤフオクドーム)

 阪神は九回2死から同点とされて突入した延長十二回、ドリスが無死三塁の大ピンチを抑え、引き分けで試合を終えた。

 2-2のまま迎えた延長十二回ソフトバンクの攻撃。先頭のグラシアルが内野安打で出塁。代走で川瀬が出場した。真砂の打席でドリスのけん制球がそれて無死二塁となった。さらに、バッテリーエラーで無死三塁と、瞬く間にサヨナラ機となってしまった。

 絶体絶命のピンチを迎えたが、真砂は三振、続く松田宣も遊ゴロに打ち取りツーアウト。明石も追い込むと、左飛に打ち取り、何とか引き分けにこぎつけた。

 先発のメッセンジャーは、過去6試合登板し5敗と苦手のソフトバンクを相手に、八回まで1失点の快投を見せた。九回も2死までとったが、今宮に同点打を許し目前にあった白星を逃した。救援陣は藤川-小野-能見がそれぞれ0点に抑え、仕事をした。

 阪神は四回に高山の適時打、北條のスクイズで挙げた2点だけに終わったのが、結果として響いた。延長十二回で両チーム合計12投手が登板する総力戦は痛み分けとなった。

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