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掛布SEA、近本&木浪に仰天指令 ルーキーよ「清潔感持て」

 キャンプを視察に訪れた掛布SEA。木浪(右端)と近本はあいさつに向かう(撮影・田中太一)
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 「阪神春季キャンプ」(9日、宜野座)

 阪神の掛布雅之シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA、63)が9日、春季キャンプを視察に訪れ、期待の新戦力2人へ言葉を贈った。ドラフト1位の近本光司外野手(24)=大阪ガス=には「清潔感を持て」と仰天指令。背番号31の後継者でもある新外国人のジェフリー・マルテ内野手(27)=前エンゼルス=には笑顔でシーズンを終えるように激励した。

 沸き立つスタンドとは裏腹に、グラウンドには張り詰めた空気が漂った。沖縄の海のように青いジャケットを身にまとい、降り注ぐ太陽のような黄色いネクタイを締め、さっそうと現れた掛布SEA。矢野監督ら首脳陣とあいさつを交わし、打撃ケージ裏に向かうと、新人の近本と木浪が駆け寄ってきた。

 ルーキーにとって雲の上の存在である大先輩。最初は緊張の面持ちだったが、硬く握手を交わすときには笑顔に。「『俺みたいに清潔感を持って頑張れ』と言ってもらいました」と近本。ほんの数分の会話だったが、ミスタータイガースの言葉はルーキーの胸に大きく響いた。

 ファンなど多くの人から見られるプロの世界。一流と呼ばれる選手のプレーは華麗だ。ただ単に技術的に秀でているというだけでなく、動作一つに対する繊細さや意識の高さがその姿を生んでいる。「打ち方や走り方だったり、見栄えも大事」。レジェンドからの金言で再認識した。

 気を付けるのはグラウンド内だけではない。この日の練習後にも取材を受けるなど、公の場で自らの意見を述べる場面も増えてきた。「言葉の使い方や選び方も注意しないといけない。一つ間違えるととんでもないことになるので、勉強していかないといけない」。より正確に伝えるということにも意識を置いて取り組んでいく考えを示した。

 新加入したマルテにも掛布SEAは期待を寄せる。現役時代に背負った「31」の背番号を身につける助っ人。「阪神とか巨人とか特殊な環境の中でやらないといけないので、そういうのもふまえて笑顔でシーズンを終えてもらえたら一番うれしいかなと。(背番号)31も喜ぶ」と一人の先輩として、ブレークを願った。

 この日はタイミングが合わず、新旧31番対談は持ち越しに。それでもマルテは「長くタイガースでやられているということも聞いたので、具体的な話を知りたいなという思いです」と対面を熱望した。

 最下位からの巻き返しを狙う19年シーズン。大先輩からのエールに2人の後輩が応えれば、明るい未来が待っている。

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