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藤浪“原点回帰” 武豊騎手プロデュースのジムで新トレ 勝負の年で猪突猛進

 腕を大きく広げて遠投する藤浪
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 阪神の藤浪晋太郎投手(24)が5日、大阪府大東市の大阪桐蔭グラウンドで自主トレを公開した。今オフは新たな取り組みとして、JRA騎手の武豊(49)が総合プロデューサーを務めるジムを拠点に自主トレーニング中。体幹強化や、肩や股関節などの可動域を広げるメニューが主で、入団初年度にいきなり10勝した2013年の動きを理想に掲げる。新トレで“原点回帰”を図り、7年目のローテ再奪取を狙う。

 勝負の一年と位置づける新年を迎え、藤浪はちゃめっ気たっぷりに笑った。今年の干支(えと)にちなんだ抱負を-急なリクエストにも動じない。「猪突(ちょとつ)猛進以外に何かありますかね。すみません、面白い答えが思い浮かばなくて…」。笑顔の裏に確かな手応え、自信もうかがえた。

 気温は3度。大阪と奈良の県境付近に位置する、母校・大阪桐蔭の野球部グラウンド。「原点」と語る場所で毎年恒例の練習始めだ。プロ7年目、4月には25歳の誕生日を迎える。この日は同校の同級生で、オリックスの沢田圭佑投手(24)と走り込み、キャッチボールなど、約3時間のメニューを消化した。

 「競争自体は激しくなりますが5、6番手を争っているようじゃダメなので。キャンプ、オープン戦で藤浪は全然入るな、と思われるように。年間を通してローテーションを守れるようにしたい」

 西、ガルシアが加入し、浜地ら若手投手の台頭も著しい。先発枠を巡る競争激化が予想されるが、新年の誓いが自信を裏打ちしている。今オフは新たにJRA騎手の武豊がプロデュースするジムに通う。理学療法士の長谷川聡氏と相談し、作成したメニューでのトレーニング。体幹強化や、肩、股関節、胸椎などの可動域を広げる動きを主に、練習項目は数十種類にも及ぶという。

 きっかけがある。過去の投球映像を見返していた時だ。入団初年度の投球フォームに目が留まった。18歳でプロに入り、いきなり10勝(6敗)に到達。セ・リーグでは1967年の江夏豊以来、実に46年ぶりの快挙でもあった。「こういう動きができていたのに、最近はできていないなとか。実感もあった」。戻すのは投球フォームではなく、可動域を中心とした動きとなる。

 「6年間、フルに投げているので、年齢とともに制限もかかっています。自分の持っている本来の可動域というか、フラットな状態に戻せるように、というのを目標にしたい」

 求めるのは進化のための原点回帰。実際、数値でも可動域に改善が見られ、キャッチボールでもテークバックの動きに、効果を実感しているという。「本当に勝負の年。結果を出すしかない。藤浪いいな、と思ってもらえるように」。キャンプ中の実戦から結果を求め、調整も早め、早めを心掛ける。分岐点となる2019年。“13年化”で猛進していく。

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