ジョンソン全力でGoTigers!西に続き阪神獲得を発表 年俸約9000万円

 阪神は8日、新外国人投手として契約合意に達していたピアース・ジョンソン投手(27)と、来季の選手契約を締結したことを発表した。年俸は約9000万円(80万ドル)の1年契約。カブス時代には元阪神のマートンとプレーした経験もあり、阪神とも縁のある投手の加入となった。矢野燿大監督(50)は守護神候補の一人にも挙げており、7日にオリックスからFA宣言した西勇輝投手(28)の獲得に成功した中、投手陣の整備が着々と進んできた。

 鉄壁のリリーフ陣形成へ、頼もしい男の加入が正式に決まった。阪神が、ジョンソンとの選手契約の締結を発表。矢野阪神1年目を支える存在として期待を集める中、球団を通して、来季にかける意気込みに加えて阪神との「縁」も明かした。

 「阪神タイガースへの入団が決まり光栄に思っています。カブスにいる時に元阪神のマートン選手から、日本の野球の素晴らしさを聞いて、いつか自分も同じ経験がしたいと考えていたので大変うれしいです」

 日本でのプレーに興味を抱くきっかけとなったマートンと同じ、タテジマに袖を通すところに運命的なものがある。ジョンソンは12年にドラフト1巡目でカブスに入団。17年には3Aですべてリリーフとして43試合に登板し、54回1/3で74奪三振を記録。今季はジャイアンツで37試合に登板し3勝2敗。マートンのように阪神で大活躍する可能性は十分にある。

 矢野監督はここまで、ジョンソンを守護神候補の一人として、期待を寄せてきた。今季、守護神を務めていたドリスとも条件面で大筋合意に達しており、リリーフ陣の厚みがさらに増したことは間違いない。

 今後、チームとしては先発タイプの投手と強打の内野手を獲得する方向だ。7日には西の獲得が決まり、この日にジョンソンの加入が正式に決定。12月に入り、ファンを喜ばせる戦いを目指す矢野阪神の陣容が着々と整ってきた。

 ジョンソンはまた、「シーズンが始まるのが待ち遠しいですが、まずはキャンプに合流して、しっかりと準備したいと思ってます。全力でがんばります。Go Tigers!!」とコメント。27歳という年齢からも、伸びしろを感じさせる。さらなる飛躍をとげ、優勝に向けて勝利に貢献していく。

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