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“矢野内閣”大筋固まった 参謀役に外部の血 清水ヘッド招へいへ

 矢野氏の新監督就任が決定した阪神が、参謀役となるヘッドコーチの最有力候補として楽天・清水雅治1軍外野守備走塁コーチ(54)の招聘(しょうへい)を検討していることが15日、分かった。同コーチは近日中に楽天から退団が発表される見通し。矢野体制の組閣も大枠で固まり、1軍打撃コーチには浜中治2軍打撃コーチ(40)が昇格するなど大幅な配置転換を実施。2軍監督には指導経験豊富な平田勝男チーフコーチ(59)が就任する予定だ。

 “矢野内閣”の顔ぶれが大筋で固まった。新体制を支える重要な参謀役には、楽天の清水1軍外野守備走塁コーチが最有力候補として浮上。同コーチは近日中に所属球団から退団が発表される見通しとなっており、阪神はそのタイミングを待って招聘に動くことを検討している。

 球団幹部は「候補として名前が挙がっているのは間違いありません」と語った。清水コーチと矢野新監督は中日時代、ともにプレーした間柄。卓越した走塁理論は球界でも高く評価されており、02年に西武で選手兼コーチとして指導者業を歩み始めてから、日本ハム、ロッテ、楽天と一度もユニホームを脱ぐことがなかったほどだ。

 今季、2軍で「超積極野球」を掲げて12年ぶりのファーム日本一を達成した矢野新監督との野球観もマッチする。近年、チーム内では走塁技術の乏しさが叫ばれており、参謀役としてだけでなく、弱点克服へつながる指導力も期待される。

 さらに今季、チーム打率、得点数がともに12球団最低となった打線強化へ向け、現役時代に右の長距離砲として4番を任されたこともある浜中2軍打撃コーチの昇格が内定。今季は1軍に右打者の打撃コーチがいなかったことが、ロサリオ、大山らの不振を招いた原因とされていた。

 さらにファームから福原2軍投手コーチ、藤本2軍守備走塁コーチ、藤井2軍バッテリーコーチが昇格する見通しとなっており、気心知れた指導者を同時昇格させることで、1軍でも指導理念や目指す野球の考え方を共有できるというメリットもある。

 後任の2軍監督には平田チーフコーチが配置転換される予定。豊富な実績、指導経験を持つことから、育成の現場でその手腕が期待される。

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