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金本監督、虎党に謝罪「私の力足らず」 今季最下位の悔しさ来季に晴らす

 本拠地最終戦を終え、つめかけたファンに頭を下げ謝罪する金本監督(撮影・高部洋祐)
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 「阪神2-1DeNA」(10日、甲子園球場)

 最後の本拠地を勝利で締めくくる意地は見せた。だが、今季甲子園で喫したシーズンワーストの39敗や、リーグ最下位の屈辱が消えるわけではない。試合後、ファンにあいさつした金本知憲監督(50)は1年間の声援に感謝するとともに「私の力足らずのため、こういった結果に終わってしまい、心より謝罪とおわびを申し上げたい」と頭を下げた。

 見渡せば客もまばらで空席が目立っていた。最下位の現実を目の当たりにした一方で、雨にぬれながら2万5930人も足を運んでくれた。消化試合でも、と考えれば本当にありがたく、同時に申し訳なくもあった。試合後のスピーチで、金本監督は時折、声を震わせながら頭を下げた。

 「選手たちは本当に開幕から目いっぱい体を張って、がんばってくれましたけど、私の力足らずのため、こういった結果に終わってしまい、心より謝罪とおわびを申し上げたいと思います」

 言い訳することなく謝罪の言葉を発した。最終戦でのスピーチは就任1年目の16年以来、2年ぶりのこと。17年ぶりの最下位の責任を1人で背負った姿に、温かい拍手と声援が注がれた。来年こそは、の思いをファンも重ねた。白星で締めくくった甲子園最終戦。意地は示せた。

 「やっぱり、今年本当に勝てなかったんで。何て言うのかな、申し訳ない、本当に申し訳ないと言うか。ファンをがっかりさせてしまって。最後に、本当にわずか、最後勝てたので良かったですね」

 今季甲子園では、62戦21勝39敗2分けの勝率・350。39敗はシーズンワーストと苦汁をなめ続けた。「ピッチャーにしても、まだまだ潜在能力はあるだけに、それが伸びてこない、伸び悩んでるのは我々の責任だと思ってますし」。主力の故障も重なり、勝ちながら育てる難しさを改めて感じた1年。来季にも通じる課題となる。

 「この悔しさを選手たちは真摯(しんし)に受け止め、来年必ずたくましく帰ってくれるものと信じております。本当に心よりおわび申し上げます。そして1年間本当にありがとうございました」

 声を張り、頭を下げた指揮官の姿を、フロント陣や選手がどう感じたか。低迷の責任はベンチだけではない。選手個々も金本監督以上の執念を持たないと、巻き返しはない。来季こそ最後まで満員の甲子園で戦いたい。六甲おろしに常に寄り添える1年でありたい。

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