福留「まだまだ走れます」大激走で38日ぶり甲子園勝利を呼び込む

5回、二塁打を放った阪神・福留孝介は、DeNA守備陣の乱れの間に激走する=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「阪神8-3DeNA」(1日、甲子園球場)

 阪神の福留孝介外野手が足で、バットで聖地を沸かせた。

 まずは初回、無死一、三塁。左前適時打で先制点をもたらした。

 1点ビハインドとなった五回は無死一、二塁では左中間を真っ二つ。快足を飛ばして二塁まで走り、本塁への送球間に三塁へ進塁。その送球が一塁側へ逸(そ)れるのを確認すると一気に本塁を駆け抜けた。大激走でダイヤモンドを一周した。

 そして、2点リードの七回、石田から右中間席へ特大の13号ソロ。3安打4打点の大暴れだった。

 お立ち台では開口一番、「疲れました…」と苦笑い。ダイヤモンドを一周した五回を振り返り、「まだまだ走れます」とうなずいたが、三振に倒れた八回の打席でサイクル安打がかかっていたことを振られ、「三塁まで走る体力はありませんでした…」とファンを笑わせた。

 甲子園では38日ぶりの勝利。大ベテランがチームを引っ張り続け、「なかなか、勝てなかったので暗くなりがち。明るくやっていこうと言っていた。良かったです」とうなずいた。

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